

『第9回瀬戸内ローズカップ’96日本グランプリパワーボートレース』を本年もまた、瀬戸内海を望む景勝地、ここ福山市に於いて開催できますことは、広島県及び福山市をはじめ関係諸官庁ならびに関係各位のご理解、ご協力、そして熱意あるご支援の賜と厚く御礼申し上げます。
本大会も9回目を迎え、回を重ねる度に県内外からのたくさんのご来場者、そしてマスコミ関係者の方々に支えられ、広島県におきまして一大海上イベントとして、定着して参りましたことは、大変喜ばしい事と思います。
また、近年の余暇の増加、余暇活動の過ごし方の多様化に伴い、海洋性レクリエーション、特にマリンスポーツの人気が高まる中、私共マリンスポーツ財団といたしましては、パワーボート、ジェットスポーツ等の競技会を通じて、海洋性スポーツに対する安全指導の推進、並びに海事思想の普及の発展に努力する所存であります。
最後になりましたが、本大会に出場される選手諸君は、日頃の練習の成果を遺憾なく発揮され、シーマンシップの精神に則り、優秀な成績を残されるよう祈念いたしまして私の挨拶といたします。

「第9回瀬戸内ローズカップ’96日本グランプリパワーボートレース大会」が、広島県観光キャンペーン“Sun Sunひろしま21”の一環として、本県有数の観光地の一つてあります「ばらのまち」福山市の箕沖を会場に、今年も盛大に開催されますことを、心からお喜び申し上げます。
これもひとえに、広島県マリンスポーツ連盟、財団法人マリンスポーツ財団ほか関係者の方々の御努力の賜物と深く敬意を表します。
近年のアウトドア志向の高まりの中、本年から、7月20日が「海の日」として国民の祝日に制定されるなど、マリンスポーツに対する関心は、ますます高まってきております、この風光明媚な瀬戸内海を舞台に、今後も、本大会が継続して開催され、瀬戸内海観光レジャーの先導役として発展されますことを期待しております。
終わりに、本大会参加選手の皆様方の安全と御健闘を願い、併せて本大会の御成功を祈念いたしまして、ごあいさつとします。

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